宇治このは整体院

代表者 服部 雅敏
所在地 宇治市宇治妙楽41大阪屋マーケット内
連絡先 0774-21-8030
Email Konoha5087@gmail.com
HPアドレス http://uji-konoha-seitaiin.com/
活動内容 運動・身体活動 / 健康行動
業  態 医療機関
日頃のお身体の悩みを施術によって改善して行きます。更にリハビリ等のアフターケアによって、予防や再発防止の為に、指導して行きます。また、なるべく心にも寄り添える様に努めて居ります。

Interview

 

【団体紹介】

「おひとりでも多くの人をお救いしたいです。少しでも楽になっていただきたいという想いでやっています。」と語るのは、「宇治このは整体院」オーナーの服部雅敏さん。柔道整復師として7年に渡り、リハビリや往診等の経験を経て、2020年2月より、宇治橋通りにある大阪屋マーケット内で整体院を開業されました。

デイサービスでのリハビリをされていた際に、歩くことの大切さを痛感し、また整骨院では患者さんと関わる時間が短く、細かいケアが難しいことを実感されたそうです。

そこで患者さんと関わる時間が長く取れる整体院として、患者さんの心のケアも一緒にしながら、リハビリもできる整体院をしたいと思われたそうです。

 

【活動紹介】

 整体院でリハビリができるところはまだ少なく、こだわりのポイントです。主に歩行についてのリハビリ、「脚」「足」に特化しています。人間は身体を支えるときの「足」、土台がしっかりしていることが大切だと服部さんは話します。

患部を施術後、徐々に歩行訓練をしていきます。その時に患者さんは痛みへの恐怖心が伴うため、その心のケアも一緒に行われます。その日の患者さんの症状を見ながら施術を行う、その人に合った細やかなオーダーメイドの施術をされています。

また、靴のすり減り方からその人の歩き方の癖を見て歩行アドバイスもされます。院内のスリッパにも工夫が施され、スリッパの底の土踏まずが上がっており、フィットする仕様となっています。スニーカーの履き方や紐の結び方のアドバイスもしていただけます。イサービスや特養老人ホームでの往診もされています。

「脚や膝が痛くて歩けず好きな旅行に行けないと諦めていた人が、リハビリしたら旅行に行けるようになった!」というような、「その人の『LIFE(生活・人生・命)』に直に関わる大きな責任を伴う仕事」だと語る服部さん。「ここに来て良かった。」と駆け込み寺のように思ってもらえることがやりがいになっているそうです。

「コロナが収まったら、平行棒を用いた『歩行教室』や高齢の方を対象とした『体操教室』をして、社会貢献したいですね。」と服部さんは意気込みます。

 

 

 

 

 

YouTube配信もされています

https://www.youtube.com/channel/UClqiwGRLyZ9bv0tCooAULUg

 

 

 

【インタビュー】

 服部さんは、2020年10月24日、25日に開催された「宇治橋通り商店街 いけばな街道2020」(NPO法人フラワーサイコロジーとNPO法人まちづくりねっと・うじの共催)の花玉づくりに地域の方とともに参加されました。このいけばな街道は、認知症理解への普及活動のひとつとして、認知症当事者の方とそのご家族や、地域のみなさんが作られた花玉やいけばなを商店街に展示するという活動です。

 

―――以前大阪屋マーケットのギフトショップで、認知症啓発活動の一貫である花玉づくりに参加されていましたが、参加経緯をお聞かせいただけますか?
参加経緯は、大阪屋マーケット内のギフトショップ“あおいそら”さんに知人(日野さん)が居られて、一緒にやってみませんかとお誘いを頂き、では、参加してみようかな~となりました。
―――参加されてみていかがでしたか?
参加してみてですが、他の参加者の方とワイワイお話しをしながら、綺麗なお花で花玉を製作するのは本当に楽しかったです。私自身も施設でご高齢者と関わる事が有りますので、素敵なサロンだな~と実感して居りました。

【2025年11月インタビュー】

5年ぶりに、「宇治このは整体院」オーナーの服部雅敏さんにお話を伺いました。

―――「宇治このは整体院」の特徴はどこにありますか?

身体の痛みや不調を訴えるお客様に対し、カウンセリングと検査による見立てで、適切な施術を行います。また、施術だけでなく、リハビリテーションやアドバイス、セルフケア指導など、アフターケアに力を入れているところが大きな特徴です。

膝や腰への負担が体重によるものだった場合は、ダイエットのアドバイスを行うこともあります。

お客様は60~70代の方が多く、女性と男性は6:4程の割合です。

「どこに行ってもダメだったのが、ここで改善した」といわれることが、何よりうれしいですね。見立てはとても大事で、原因を見極め、適切な施術を行うことが重要だと思います。

―――「宇治このは整体院」以外での活動はありますか?

月曜~土曜まで、お昼3時間ほど、「平盛デイサービスセンター」で、リハビリを行っています。こちらは要支援や要介護認定を受けた方々なので、痛みというよりも「歩けるようになりたい」「立ち上がりのふらつきを改善したい」「歩行練習がしたい」などのご要望に添ったリハビリテーションが中心です。

要支援や要介護状態から、状態をよくするというのは、場合によっては難しいこともあります。そこで、衰えをなだらかにしたり、今の状態を維持したりということに目標をおいて、リハビリ指導しています。

「歩ける距離が増えた」「ふらつきがなくなった」など、何かしら改善したことへの喜びの声を聞けると、やりがいを感じます。

―――うーちゃ加入団体として今後やっていきたいことはありますか?

月曜~土曜まで、一人で整体院とデイサービスのリハビリを行っていますので、なかなか時間をつくることができません。
フェスタや学校、ミーティングへの参加は難しいですが、うーちゃ会員の一員として、宇治市の方の健康づくりに努めていきたいと思っています。

―――最後に、服部さんが考える「健康長寿を目指すために大切なこと」を教えてください

精神論に聞こえるかもしれませんが、「諦めない」ことが一番大切だと思います。
「70代だから、あちこち痛むのは仕方がない」「80を過ぎたから歩けなくても仕方ない」そう思ってしまったら、次に進むことができません。
70歳、80歳でも痛みを感じず元気に過ごしている方はいらっしゃいますし、90歳、100歳でも、自分の足で歩かれている方もいます。

できることを続けることで、一生歩ける身体づくりを目指していただければと思います。