特定非営利活動法人おはな

代表者 森田 浩史
所在地 京都府宇治市木幡熊小路7-7
連絡先 0774-26-2459
Email info@uji-ohana.jp
HPアドレス  
活動内容 運動・身体活動 / 健康行動 / 栄養・食生活 / 普及啓発活動
業  態 非営利法人
主となる事業としては、地域密着型通所介護(少人数のデイサービス)を、改修した民家で行い7年以上が経ちました。その他、認知症の啓発活動として認知症あんしんサポーター養成講座や、コーチングの講座・写真撮影の事業を実施しております。

Interview

 

【団体紹介】

 「おはな」とはハワイ語で家族を意味する言葉。「自分の家、自分の地域を大切にしたいという思いから名付けました」と、NPO法人「おはな」の森田浩史理事長は話します。

 理学療法士として医療機関や介護施設などで仕事をしていた森田さんは、「支援を必要とする人たちに、もっと家庭的な場所を提供したい」と2011年に法人を設立。翌年、宇治市木幡の民家を改修して通いの家「おはな」をオープンさせました。自宅で生活するのに手助けが必要な人に、住み慣れた地域で生活できるよう支援することを目的とした少人数のデイサービスです。

 「なじみのある環境で、その人らしく一日ゆっくりとすごしてほしい。その人ができることを大切に、主体的に過ごしてもらえるように工夫しています」

 森田さんたちが大切にしているのは生活感。一緒にごはんを作って食べる「共同調理」を取り入れて、生活リハビリを進めるとともに、家族のような雰囲気で本音で話し合える居場所づくりを目指しているそうです。

 森田さんは認知症のことを多くの人に正しく理解してもらうためのボランティア活動も積極的に行い、地域の勉強会や小学校などにも出向いて話をしています。

 また、今年10月からは「足の相談室」も開設。「足の健康は身体の健康そのもの。足で悩んでいる人はけっこう多いのですが、なかなか相談する場所がない」からだそうです。

 さらに、来年には食べ物の飲み込みが難しい人を対象にした「えんげ(嚥下)食堂(仮称)」の開設を計画。家族や友人と一緒に食事ができる場を作ろうと、調理師や栄養士さんたちと研究を重ねているといいます。

 こうした幅広い活動にチャレンジするのは「地域の困りごとを減らしたい」という思いから。自分の家、自分の住む地域を大切にしたいと考えているからだそうです。

 アライアンスでは、他の参加団体ともいろいろ話をして、新たな発想を生み出したいと意気込みます。「いろんな人をつなげるのが『おはな』の活動。人と人をつなげて、新たなことを生むお手伝いをしたい」と、森田さんは笑顔で話しました。


 

【対談】

宇治市さわやか歩こう会 金吉一柾さん×特定非営利活動法人おはな 森田浩史さん
司会)NPO法人ちはやぶる宇治の未来をつくる会 森田誠二
2020年1月23日(木) 宇治あんしん館3階

司会)お二人が出会ったのは1月の第2回市民会議。お二人の出会いがどんな化学反応を生み出すか楽しみですね。

金吉)その時に話が出たのは、歩こう会の例会に理学療法士である森田さんに来ていただき、5分でも10分でも足の話をしてもらえたらいいなあと。まだ、会には相談してないけど、実現させたいですね。

森田)私も昨年の10月から「足の悩み相談所」を始めたばかりなので、ぜひお役に立ちたいと思っています。人の体を支える足の健康はとても大事ですが、あまり相談できる場所がない。一人一人の立ち方、歩き方をみてアドバイスできればと思っています。歩くことは健康に直結します。その意味では歩こう会さんの活動にはすごく興味があります。いつか参加させて頂きたいと思っています。ところで金吉さんにとって歩こう会に参加して一番の楽しみは何ですか?

金吉)私は普段から1日1万歩は歩くので、歩くこと自体楽しいけど、一番の楽しみは人との出会いやね。そして、ワイワイ言いながら歩くこと。スポーツの話や美味しいお店の話、どんな話題でもいいんですわ。話しているとみんな元気になってきます。

森田)なるほど、金吉さんのパワーの源泉ですね。歩こう会以外にもいろいろ活動されておられますよね。いつから始められたのですか?

金吉)定年になって、すぐですね。仕事が忙しく町内のつき合いをほとんどしていなかったので知り合いがいなかった。そこで定年後の男が集まって喫茶店で話をする会を始めたら町内の1/3の13人が集まった。みんな繋がりを欲していたんやろうね。それから、こども達の通学の見守り。かれこれ20年以上やってます。今は毎日時間が足りないくらいですわ。(笑)

森田)人と繋がると元気が出てくる。よくわかります。私もデイサービスをやってますけど、家に閉じこもりがちで人との繋がりがないと、どんどん弱ってくる。私のところでは、ごく自然に皆さんと溶け込めるように心がけています。繋がりを取り戻すと皆さん段々と元気になっていかれます。歩くのが健康にいいのはわかっていますが、たとへ、歩けなくなっても、人との繋がりを持って、その人らしく毎日を過ごして行ってもらいたいと思っています。

金吉)いろんな催しがあるから、これからぜひ参加して話を聞かせてくださいよ。連絡しますので。

森田)ありがとうございます。ぜひ、参加させてください。

感想)ともに福祉の現場で活動するお二人なので共通の知人の名前がポンポン出てきます。お二人が、これまで話をすることもなかったなんて不思議なくらいです。こうした出会いを創るのがアライアンスの役割であることを再認識しました。