立命館宇治中学校・高等学校

代表者 川本 健太郎
所在地 京都府宇治市広野町八軒屋谷33-1
連絡先 0774-41-3000
Email k-kenta@ujc.ritsumei.ac.jp
HPアドレス  
活動内容 運動・身体活動 / 休養・こころの健康 / 健康行動 / 栄養・食生活 / 普及啓発活動 / 食育に関すること / その他
業  態 教育機関
中学校生約500名高校生約1000名が在籍している、中高一貫校です。スポーツと国際教育に力を入れており、近年では地域と連携して高校生が自ら課題を見つけ、解決する課題解決型の授業を展開しています。高校生が地域の方々と繋がり、一緒になって課題を解決できればと思いアライアンスへの参加を希望させていただきました。

お知らせ

6月6日オンラインて開催 エイサーの体験会のお知らせ2021/05/28

Interview

 

【団体紹介】

 「Your Link to the World~学んだ分だけ、世界が近くなる」。立命館大学の附属校として宇治市南部に美しいキャンパスを持つ立命館宇治中学校・高等学校は、ユニークな教育理念を持つ中高一貫校です。「附属校であるメリットを最大に生かしながら、卓越した英語力や自分の力で考えられる探求力を身に付け、世界の舞台で活躍できる人材の育成を目指しています」と、英語科教諭の水口貴之さんは話します。

 そうした中で、IMコース(高校)の生徒たちが取り組んでいるのが課題解決型学習。地域や世界の課題を見つけて学習し、行動することで貢献を果たすカリキュラムで、生徒たちが自分でテーマを決めるのも大きな特色です。

 「IMコースは1年間の海外留学を経て、国際社会で活躍できる真の国際人づくりを目指すコースです。課題解決型学習は『自分を知る』『社会を知る』『社会の中の自分を知る』という段階を踏んで学習し、3年生の4月に生徒たちがそれぞれ課題解決のためのプランを立てます。それにしたがっていくつかのグループを作り、実際にさまざまなアクションを起こして、社会貢献を目指します」。

 今年度の生徒たちは、国際貢献(ラオスの子どもたちの教育支援など)と、地域貢献(宇治市や京都市など周辺地域の課題解決)を目標に14のプランを実行。その中には、京阪宇治駅近くの子ども食堂の支援▽ビーガン(完全菜食主義)の紹介-など、食に関するものもあります。

 「地域貢献はもちろん、国際貢献という観点から考えても、健康や食というテーマが重要であることは言うまでもありません。それだけにアライアンスへの期待は大きいものがあります」と、水口教諭。

 アライアンスに参加する各団体と手をつなぐことで健康づくりや食育に関するプロジェクトを積極的に推進したり、各団体の代表らの話を聞くことでそうした問題への認識を新たにできるのではと期待しているそうです。

 「社会課題の解決にもっと役立っていきたいと考えています」という水口教諭の言葉に、生徒たちの若い行動力がアライアンスの大きな力になるのでは、と感じました。

【インタビュー】

 今年度に発足した宇治市健康づくり・食育アライアンスも参加団体が50を超え、新年度からは新たなイベントをスタートさせるなど、いよいよ本格始動に向けて動き始めました。
 アライアンスメンバーの立命館宇治中学校・高等学校の武部恵子さんに、これまでの手応えや今後への期待を聞きました。
 
 ――これまでのアライアンスの活動はどのように評価されていますか?

武部 アライアンスに参加できて本当に嬉しく思っています。生徒たちにとって、いろいろなことを経験することが大切なので、地元の方とのつながりが有り難い。様々な交流をさせていただけて感謝しています。いろいろな団体が地域にあることを知ってうれしく思います。

 ――立命館宇治さんでは、食育に対してはどのような取り組みをされているのですか

 武部 食育は大事なこと。将来親になる生徒たちが、日頃から食べることを考え、地元でつくられているものを知ることが大切だと思っています。

 ――生徒さんたちにとっても意味のあることですね

 武部 食育や健康作りにつながる催しなどに、本校の生徒がボランティアで参加させてもらえると有り難いですし、生徒たちがなにかお役にたてることがあれば有り難いと思います。

 ――地域とのつながりを重視しているのですか?

 武部 私たちの活動は地元のみなさんに支えていただいているので、いろんなかたちで地元とつながっていけたらと思います。お互いにとって、つながれてよかったと思ってもらえるようになりたいです。

 ――今後のアライアンスへの期待は?

 武部 志をもった人が集まると化学反応を起こし、何かがうまれると思っています。アライアンスをきっかけに、これはという試みが実現できるといいですね。
 それと、こうして同じ方向を目指している人たちが、ざっくばらんにお話できる場があるのがうれしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【2020年度 インタビュー】

 

――― 今年度、どのような活動や事業をしましたか?

子ども食堂の「NPO法人すまいるりんく」さんとご一緒に取り組ませていただきましたコラボレーションの様子を「うーちゃんねる」で紹介していただきました。

https://www.youtube.com/watch?v=8CNsIgCaFD8&feature=youtu.be

高校生が子ども食堂に定期的にお手伝いに行かせていただき、“おにぎりチャレンジ”を実施しました。おにぎりを食べると世界の子どもたちに給食が届く。その小さな一歩をみんなで踏み出しました。

★おにぎりアクションとは、日本の代表的な食である「おにぎり」をシンボルに、「おにぎり」の写真をSNS(Instagram, Twitter, Facebook)、または特設サイトに投稿すると、1枚の写真投稿につき給食5食分に相当する寄付(100円)を協賛企業が提供し、 NPO法人TABLE FOR TWO Internationalを通じてアフリカ・アジアの子どもたちに給食をプレゼントできる取り組みです。(引用「おにぎりアクション」https://onigiri-action.com/about/)

 

――― 今後、したい活動や事業は何ですか?

高齢者や障害者の方々と高校生とが交わりながら、共に生き生きと活動できるような、高校生のプロジェクトに挑戦してみたいです。

                      

――― 食育アライアンスに期待することは何ですか?

専門的な団体の方々からの助言やサポートをいただきたいと思っております。学校内だけではなく、社会の教育リソースを活かし、高校生が社会の中で学べる仕組みを作るのと同時に、高校生が、学校の中だけに止まらず、地域の一員として活動し、貢献できるような仕組みを作って参りたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。