京うどん 三よしや

代表者 林 光
所在地 京都府宇治市宇治妙楽4-10
連絡先 0774-23-5958
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活動内容 栄養・食生活 / 普及啓発活動
業  態 民間企業
京うどん、天むすの販売

Interview

 

【団体紹介】

 『三よしや』は、平等院にほど近い宇治の中心市街地にある京うどんと天むすのお店。店内に入ると、優しい出汁の香りとお客さんと楽しそうに話をする女将さんの姿が、訪れる人の気持ちをホッとさせます。「一杯のうどんを作れることに感謝し、皆さんの日常にある店であり続ける」がモットーだそうです。
『三よしや』はご家族で営んでいます。「自分達が生活できるのは、自然の恵みがあるからで、親や祖先のおかげでもあります。全てのことへの感謝を大切にしたい」と話すのは、ご主人の田中隆さん。
特にうどんの出汁にはこだわりが強く、上質な昆布と鰹節を使い、毎日、丁寧に出汁の味を整えていて、素人にはなかなかわからないほんの少しの違いを熟練の舌で感じ取っています。
もっとも、「材料にこだわり、丁寧に料理を作ることは、特別なことではない」と隆さん。「うどんは日常の食べ物で、だれでも食べるもの。材料にこだわっているから丁寧に作っているからといって、値段を高くするのは違う。いい材料を使って、お客さんの出せる値段に近づけることが良いと思っています。」と、あくまでお客さんの日常であり続けることを大切にしています。
また、女将さんの祥恵さんは、お客さんとの出会いをとても大切にしていて、「観光で来られたお客さんとは、二度と会えないかもしれない。どこから来たの? 誰かの紹介できたの? などと好奇心が沸いて、ついつい話しかけてしまいます」と、笑顔で話してくれました。

 店の今後について2人は、「お客さんに来てもらって、ありがとうございましたと言って帰ってもらうだけでは、もったいない。これからは、お世話になった宇治の人たちに恩返しできることをやりたい」と話していました。例えば、「子育てをしている家庭の料理の負担が少しでも減るように、出汁パックを販売したい」「元気な大人を増やすために、気軽に集まれる場をつくりたい」などなど、その思いは広がります。
「材料」と「味」と「人」へのこだわりが溢れている『三よしや』。
お腹も心もあったかくなるお店でした。

 

 

 

【活動紹介】

 12月4日、宇治市宇治妙楽の「京うどん 三よしや」で、すりーぐっどのつどいが開かれました。この催しは、NPO法人まちづくりねっと・うじが主催し、多くの人に認知症についての知識を深めてもらうとともに、人と人とがつながって楽しく暮らせるまちづくりを目指して交流を深めることを目的に開かれています。この日はクリスマススワッグ作りがテーマで、「まあ工房」の中澤愛美さんが講師を務めました。
スワッグとはドイツ語で「壁飾り」のことで、リースと並んでクリスマスの伝統的な飾りの一つです。魔よけの意味もあるという「もみの木」などの針葉樹を使い、リースより少ない材料で束ねるだけでできるので、初心者でも気軽に作れるそうです。
つどいには、当事者やその関係者、認知症に関心を持っている人など約30人が参加。まず中澤さんが作り方などを説明した後、参加者たちはさっそくスワッグ作りにチャレンジしました。会場にはもみの木のいい香りが漂い、参加者たちもスワッグを作りながら癒されているようでした。
この催しは毎回、アライアンスメンバーの「三よしや」で開かれており、この日も参加者たちにレモングラスのハーブティーを出すなど、運営にも協力していました。
同店店主の田中隆さんは「みなさんに集まっていただき、たくさんの人に出会えることが私たちの喜びです。こうした催しの会場として使っていただくのはありがたいと感じます」と話していました。
参加者たちは「雰囲気がとてもいい。また参加したい」「この催しは素晴らしい出会いがあり、参加させてもらってよかった」などと、満足した様子でした。

【2020年度 インタビュー】

 

                                                  ――― 今年度、団体の活動はどのようなことをされていますか?

アライアンスの会議に毎回父が参加させていただきました。

お店では日々、お客様に喜んでいただけるよう、季節のメニューの考案等に取り組んでいます。

今年(2021年)の春のメニューは「春菜と焼揚げの白味噌ドレッシングうどん」、「春菜の梅若うどん」の2点です。いずれも井内(いのうち)さんのナバナを使わせてもらっています。特にこだわりはありませんが、旬を取り込んだものを使うことは常々意識しています。〇〇産とうたう高めの食材を使うとなるとどうしてもお値段を高めに設定することになりますので、うちではあえてやりません。普段使いにしていただけたら、と思っています。

また、年に3〜4回、市民の方々と蕎麦打ちをしています。回数の関係もあり、上達するのはなかなか難しいですが、仲間づくりをしていくことを大事になさりながら、和気あいあいと楽しんでいらっしゃいます。

――― 今後、団体でされたい活動は何ですか?

市民やNPOが参加することは大切なことではありますが、他にも、宇治の企業や商店が参加しやすい取り組みができればよいなと思っています。例えば、宇治の商業施設やお店に「うちは適塩に心がけています」といった趣旨のステッカー等の掲示があると、お客様にもわかりやすく、全体的にもよいのかなぁと感じています。

 

――― 健康づくり・食育アライアンスで取り組みたいことや、期待することは何ですか?

上記はここにもかかってくるかと思います。

加えて、会の趣旨に添うかはわかりませんが、「食品ロス削減」についても取り上げていけたらと思います。例えば、美味しい出汁を取るには、添加物を入れず、良い昆布や節がたくさん必要になります。資源不足が言われる昨今、出汁を取る際に出る出し殻に、多少ジレンマも感じています。昆布は再利用できますが、節殻はそういうわけにもいかず、形ばかりではありますが、毎回手を合わせてから処分しています。

また、様々な問題から食べるのに困る方々がいらっしゃいます。正直申し上げまして、お客様がお帰りになる際に、お皿に残りものがあると気になります。お口に合わない、体調が優れない、という理由で残される場合もあるとは思いますが、明らかにそれがクセになっている方もいらっしゃるようにお見受けします。本当に様々な事象が絡んでくることですから難しいですが、何か、そうしたことに向けた啓発的なポスター等があればよいな、と考えています。皆さんとご一緒にアイデアを出し合っていけるといいですね。