お知らせ

2021年08月17日 17時10分
タイトル 8月16日FMうじに「さちこ鍼灸院」中原早知子さんがご出演されました
団 体 名 U-CHA

8月16日 FMうじ 以心伝心月曜日
ひのと一緒にレッツトライ のコーナーに
さちこ鍼灸院の中原先生がご出演されました♪

日野代表のコメントです↓
盛り上がりすぎて、子宮内膜症や不妊治療などのお話がきけなかったので、ぜひ、また、ご出演頂きたいと思っています(^^)
さちこ先生ありがとうございました
※中原先生からのメッセージ、ぜひ、ご覧ください

子宮内膜症や不妊治療のこと、みなさんに知って頂きたいです。
これからも、みんなで健康づくり レッツトライ していきましょうね♪
さちこ鍼灸院の中原先生からのメッセージです↓

① 自己紹介
はじめまして。さちこ鍼灸院をしている中原です。
宇治市を中心に、通院が困難な方への往診と京田辺市で店舗での鍼灸院をしています。
東洋医学では原因がわからない症状や痛みは身体からの悲鳴・警告と考えます。
検査をしても異常がないけれど、痛みに悩んでいる方は多いのではないでしょうか
日々の生活を少しでも楽しんで過ごせるよう、お一人お一人に寄り添い自分らしく、生きていただく為の『鍼灸治療』を届けていきたいと思っています。

②健康づくりに大切なこと
スポーツでも上達するには毎日の練習が必要であると同じように、健康づくりも一朝一夕でできるものではありません。健康づくり・治療・リハビリは、心身に過度な負担にならないことを『毎日継続する』ことが何より大切なことです。
『健康』とは、『病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的・精神的・社会的にもすべてが満たされた状態にあること』と定義されています。そのことを前提に考えると食事の栄養バランスだけでなく、運動・ストレス解消など日々の生活習慣から気をつけていくことが重要です。
体に良いものだからとそればかり食べていいものでもありません。特に東洋医学では、体質によっては避けたほうがよいものもあり、体に優しいとされる漢方薬でも、使い方や量によっては害になることもあります。
健康食品・サプリメント・ダイエットなど、これだけ食べれば(飲めば)病気が治る!痩せる!という商品が沢山売られていますが、そんなものはありません。
古今東西、健康を求めるのは人の常、貝原益軒が書いた『養生訓』は現代人にこそ必要な指南書ではないかとしみじみと感じています。

③取り組まれていること
患者さんにも伝えていますが、機能訓練指導員としてデイサービスでも運動指導を行っており、自宅でできる運動方法を資料と共に楽しくわかりやすく継続してもらえるように伝えています。
また、鍼灸の普及活動として、治療院のある京田辺市では、高齢者はり・きゅう・マッサージ施術費助成制度があり積極的に利用してもらうよう必ず手続きを伝えています。先日、私が所属している公益社団法人京都府鍼灸師会から、向日市にこの助成復活についての要望書を提出しました。宇治市でも以前はあったそうですが、もし宇治市でも再開されれば市民の健康増進や疾病予防などにもっと鍼灸が大きな役割を果たせるようになるのでは考えています。
さらに、同主催の府民市民への講演会や、今年度は中止になりましたが、2020年京都マラソンでランナーズケアボランティア活動、大規模災害時には被災地の避難所で被災者に対する心身のケアを行うなどの普及活動に参加しています。
加えて、健康づくりとは直接関係ありませんが、宇治市の活動では女性で構成されている消防団『あさぎり分団』に所属しており、町内会や自治会、学校や会社での防災訓練や予防啓発活動、応急手当指導員として普通救命講習に参加しています。自然災害が増えている昨今、住民一人一人の意識や訓練が重要だと台風の時期ははつくづくと感じます。
コロナ禍ということもあり、様々な活動が制限されていますが、感染予防に手を抜くことなく可能な限りでの活動に参加できればと思っています。

④今後の展開など
以前から少子化が問題視されていますが、男女の不妊治療に力を入れていきたいと考えています。
不妊症の原因も様々ありますが、当院ではその一つである子宮内膜症(チョコレート嚢腫)が服薬なしで鍼灸治療のみを2カ月程継続し、7㎝から消失した症例があり、多くの女性に知っていただき治療を受けてもらいたいと思っています。病院で診断されると、大きさにもよりますが基本的に手術か薬物療法を勧められます。鍼灸で縮小することはほとんど知られていませんので、妊娠を望む方には厳しい決断を迫られます。
また、男性不妊症も増加傾向ですが、鍼灸治療後に様々な機能の上昇・効果がみられる研究結果が多数報告されています。
先述の症例をホームページに画像とともに経過を載せていますので、ご自身や周りで悩まれている方がいれば是非一度ご覧になってください。
高齢者においては、医療保険を使って鍼灸往診治療ができることをもっと広く知ってもらい利用していただきたいと考えています。介護保険を使わないので現在利用中の介護サービスが減ることは無いということをご存じない方がまだまだ大勢います。ご担当のケアマネージャーさんに聞いていただくか、お気軽に当院へご相談ください。