代表者 | 熊澤 真理菜 |
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所在地 | |
連絡先 | 080-6178-6906 |
Spielgruppe.uji@gmail.com | |
HPアドレス | |
活動内容 | 講師ボランティアの派遣 / 運動・身体活動 / 休養・こころの健康 / 健康行動 / 栄養・食生活 / 普及啓発活動 / 食育に関すること / その他 |
業 態 | 市民団体 |
【団体紹介】
「しゅぴーるぐるっぺUJI」は、外国の文化や言語についての理解を深めることで、人々がもっと理解しあい、住みやすい街になっていくことを目指し活動している非営利団体です。2022年3月26日にスタートしました。
代表の熊澤さんは20代の頃から、語学の勉強やご家族のお仕事の関係で、オーストラリア、フィジー共和国、ドイツなど、さまざまな国に長期間住むという経験をしてきました。そんな中感じた日本と海外の大きな違いは、「多文化であること」だったそう。
日本にも少しずつ海外の方が増えてきたとはいえ、まだまだ「日本以外の文化」への理解が少ないのが現状です。例えばドイツでは、さまざまな人種、さまざまなバックグラウンドをもつ人々が、共に生活しており、それが当たり前の世界となっています。そんな多文化共生の世界を、熊澤さんは「ステキな世界」だと感じたそう。
人は、「知らない文化」に触れると、違和感や不安感を覚えることがあります。でも、それを普通に知っていれば、自然と受け入れることができるようになります。日本にも多文化共生が広がれば、誰もが住みやすい世界になっていくはず。国境を越えた人と人とのつながりづくりを、ここ宇治から広めていければ…と、熊澤さんは考えていらっしゃいます。
そんな想いを胸に、「みんながお互いの文化を知ること、そしてシェアしあうこと」ができる場を作っていこうと、「しゅぴーるぐるっぺUJI」として、さまざまな取り組みを行われています。
【活動紹介】
ーー「しゅぴーるぐるっぺUJI」として、これまでどんな活動をされているのでしょうか?
◆えいごひろば
「英語を話したい」という人々が集まり、自由に話をする。そんな場を作ろうと企画したのが、えいごひろばです。英語を話せても話せなくても誰でもOKというスタイルで、英語が得意な高校生や、英語は話せないけれど海外旅行が好きという高齢者の方など、さまざまな方達が集まる場として人気を集めました。
◆リズムあそび
小さいお子さんや保護者の方を対象に、音楽に合わせて動いたり踊ったりして楽しもうという企画です。2023年度のうーちゃフェスタにも参加しました。
◆えいご絵本読み聞かせ
小さいお子さんが自然に英語に触れられるような場をつくるため、えいご絵本の読み聞かせも行っています。リズムあそびとセットで行うなど、親子で楽しめるよう工夫しています。
◆英語で実験Experiment
小学生を対象にして行った企画です。化学者のCecilia先生を講師に迎え、ミニ火山を作るという実験を英語で行うというもの。もちろん英語が話せない小学生が参加しても楽しめるような内容にしました。
◆英語でクラフト&アート体験
「アドベントカレンダーづくり」「アクリル絵の具を使ったアート作品づくり」「クリスマスオーナメント作り」などのワークショップを英語で行いました。実験同様、英語が話せなくても楽しめる内容です。えいごひろばのスペシャル企画として、行いました。
※「しゅぴーるぐるっぺUJI」の活動は、公式Instagramでも発信中です。
ーー「宇治市健康づくり・食育アライアンス U-CHA」の団体に登録しようと思われたきっかけは何ですか?
えいごひろばは、大阪屋マーケット内の「あおいそら」で開きました。そこで、お店のオーナーであり、うーちゃの代表でもある日野さんと出会いました。
私の考えている「人と人とのつながりづくり」は、健康づくりにもつながる大切なことだと知り、2023年のうーちゃフェスタへも「リズム遊び」で参加させてもらいました。そうしたつながりをきっかけに、団体として正式に登録させていただくことにしました。
ーー今後の抱負を教えてください。
うーちゃに加入されている方はみなさん、宇治市で活躍されている方ばかりです。そんなみなさんとコラボして、「多文化共生」の世界を、さらに広げていきたいです。
例えば、多文化を知る仲間と宇治で活躍されている食のプロをつなぎ、ここ宇治で「世界の食フェス」を開けたらステキだと思います。日本の食文化、海外の食文化をお互いが知り学べるような機会にしたいですね。
また、宇治市はヌワラエリヤ市、咸陽市、カムループス市の3市と友好都市の盟約を結ばれています。そんなつながりを生かした取り組みも行えたら良いなど、さまざまな夢を膨らませているところです。