【団体紹介】

宇治武田病院は、JR宇治駅北側に位置し、これまでにない高度な医療機器を備えた病院として安心で安全な医療を地域に提供している基幹病院です。

2002年4月に開設し、2007年4月に現在の場所へ新築移転。毎日多くの外来患者さんが受診するなど、地域のみなさんに愛され、親しまれる病院となっています。

病院機能としては、がん治療の最新鋭機トモセラピーやマルチスライスCT、全施設内のクリーン化など、さまざまな設備を揃えていらっしゃいます。急性期から慢性期まで幅広い疾患に対応し、質の高い診療を提供できるよう取り組まれているのです。

【活動紹介】

ーー「宇治武田病院」では、健康や食についてどのように考えておられますか？

当病院には栄養科があり、365日、1日3食の食事提供や栄養、食に関する情報提供を通じて、

患者さんの健康に貢献できるよう日々努めています。

ご入院中の食事や栄養管理はもちろん、お一人おひとりに合わせた栄養食事指導や教室を開いています。

・入院栄養指導（管理栄養士による、個別指導）
・外来栄養指導・糖尿病透析予防指導（糖尿病センタ－内にて栄養相談室を開催）
・糖尿病関連（教育入院、教室、透析予防指導など）

宇治武田病院　事務長 上垣昭宏さん

また2021年11月に設置された、食に関連する多様な事業者が交流する「京都食ビジネスプラットフォーム」にも参画。2023年9月、府内産イワシを使った地産地消メニュー640食分を職員に提供する取り組みを行いました。「京都の海で獲れたさかなを宇治で食べられるのは素晴らしい」と職員にも好評で、来年2月も行う予定です。

ーー他にも、医療以外の活動はありますか？

コロナ以前は、年に一度「健康まつり」や「リラクゼーションコンサート」など、地域の方とのつながりが深まるようなイベントを行っていました。

「健康まつり」では、当院のエントランスを開放し、健康相談にのったり、骨密度や血圧の測定を行ったりしました。みなさんの健康づくりに役立つ企画が好評で、多くの方にお集まりいただきました。

「リラクゼーションコンサート」は、吹奏楽やハープ演奏、ハンドベル演奏など、地元で活躍されている演奏家などを招いて行っています。ご入院、外来患者様をはじめ、ご近所の方々など、多くの方に楽しんでいただきました。

2023年はまだ行うことができませんでしたが、来年2024年こそは再開できればと思っています。

ーー「宇治市健康づくり・食育アライアンス　U-CHA」の団体として、どのような活動を考えておられますか？

当院には、医師・看護師・理学療法士などさまざまな専門家がいます。いわば健康のエキスパートがおりますので、講演会などのお手伝いができるかと思います。

また、当院で行っていた「健康まつり」や「リラクゼーションコンサート」などを、うーちゃのみなさんと共に行っていければ、さらに健康づくりの輪を広げることができるのではと考えています。

当病院がお手伝いできることがあれば積極的に関わっていきたいと思いますので、ぜひ気軽にお声がけいただければと思います。