2020年12月21日（月）東宇治地域福祉センターにて、第5回市民会議を開催しました。

18名の方々が参加されました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

冒頭では、「認定栄養ケア・ステーション アン・サンテ」島田淳子さんによる「笑み筋（えみきん）体操」を体験しました。笑うことで血糖値が下がり、免疫力もアップするそうです。

今回ワークショップでは、3グループに分かれて3回ローテーションを行い、お互いの団体の活動内容や強み、困りごと等を共有しました。

コロナの中でも試行錯誤されながら、リアルでの活動は3密を回避しながらの実施や、オンラインでの講座等の活動を実施している団体さんが増えている様子でした。

第5回市民会議ワークショップ内容

（若葉の会）

・３月７日に興聖寺で子ども記者クラブとコラボする企画が進んでいる。

・減塩料理の講習会などを開いてきたが宇治公民館が使えなくなり、無料で使える場所がなくなり、困っている。９月に実施した減塩料理の講習会では、数十名の応募があったが、コロナの関係で８名のみで開催することになった。

（アルプラザ宇治東）

・これまでから各種イベントの場所を提供してきた。最近では三室戸保育園と協働して園児の「お絵かき大会」を開催し、好評を得ている。

（アルプラザ宇治東）

コロナ対策として、全階のレジにシールドを貼り、密回避の対策を今年は行っている。いつも行っているイベントがコロナでできていない。強みとしては、会場提供ができ、多くの集客が見込めること。今年は市長選挙の期日前投票の会場になり、投票者に当店のクーポンを提供した。5000人余りの投票者が来店した。

（有限会社こじま）

・のぞみ鍼灸整骨院では、被災地の応援のため「福島ひまわり撮影プロジェクト」に取り組んできており、広野中学校や黄檗学園に協力いただいている。これからも地域とのつながりを大切にしていきたい。高齢者福祉施設での認知症体操や脳梗塞の予防のための体操教室などをやっており、今後は、そうした動画をYouTubeでもさらに配信していきたい。また、来年、リオス槇島で産後骨盤体操を計画している。今後、薬局と連携して訪問マッサージの際に介護プランや服薬指導をしていくことも考えられる。

コロナで往診に行けず、なかなか患者さんに出会えず、体調が悪くなっていく例も出ている。

（アン・サンテ）

・宇治で唯一の地域の管理栄養士の拠点である「認定ケアステーション」としてスポーツ栄養や栄養成分の計測、特定保健指導などを行っている。困りごとは、教室の申し込みあまりないこと。試食形式の教室も検討中。宇治市とは6-7年前から管理栄養士のつながりがある。

（宇治徳洲会病院）

・活動支援や医療講演、妊婦さん向け母親教室　webでの配信等を実施している。

これまでアルプラザ宇治東店のご協力を得て、医療講演会などを行ってきたが、新型コロナの関係で今年は行えなかった。

今後は、ｚｏｏｍなどを使って事前申し込み制で医療講演会などを行っていきたいと考えている。地域との連携を大切にしたい。また、コロナの影響で家族の面会ができず、亡くなられる方もでてきている。

（三よしや）

・減塩に取り組んでいる。こんぶで出汁をとっている。身体にいい食べ物を提供したい。コロナの影響で飲食店は、大きな打撃を受けており、早くワクチンや治療薬により収まるのを待ち望んでいる。テイクアウトを行っている。

（民間保育園連盟）

園庭など環境面の貸し出し、啓発活動などを行っている。子どもたちへの豊かな経験の提供をもっと充実させたい。強みは、乳幼児・子育て世代との直接のつながりがあること。

アルプラザ宇治東にて、子ども達の作品展示など開催した。いのうち農園さんとうーちゃ学校を開催（１月２３日）予定。農家との連携で総菜の販売などにも取り組んでいる。アルプラザ宇治東さんや他のところから段ボール等の廃材をいただき、園児たちの遊具として活用している。食材や廃材の提供がとても助かる。

（フロンティア薬局）

・サンスターと連携して認知症のリスクを抱えた患者さんへの口腔ケア・健康相談に応じている。市外居住のスタッフが多く、宇治市の地域性がまだ掴めていないため、地域と関わっていきたい。

（京都文教短期大学）

コロナの影響で活動が難しい。うーちゃ学校（せっけん教室）など、食・健康面で地域に貢献したい。地域とのつながりを大切にしたい。高齢者アカデミーには、元気で前向きな高齢者が多い。

（宇治市健康生きがい課）

・ウーチャンネルプロジェクトでは、皆さんに動画にでていただきたいと考えており、来年、お声をかけさせていただきたい。来年１月には、うーちゃ学校で田んぼでの凧揚げ大会や食育実験、適塩カルタづくりなどに取り組んでいる。

参加者